日時:2016年3月29日/場所:グラスバレー株式会社 日本橋オフィス
2016年3月29日、JAVCOM技術委員会3月度勉強会として、
第1部 忠実色再現技術とLED電子色表
第2部 グラスバレーが進める”VIDEOoverIPソリューション”
以上2セッションが行われました。
第1部は、主催のアティックス合同会社 岡本様にゴーディネイト頂き、
ノブオ電子株式会社 鈴木様に講師として、スピーチ頂きました。
忠実色再現技術とLED電子色表と題された内容は、高度かつ興味深い内容でした。
既存のイメージングシステムは、色を忠実に撮影,表示,印刷できない為、
XYZ画像信号による忠実色再現を提案されています。
忠実色再現技術の用途として、製品色検査,FPD,化粧・美容医療関係等々、幅広くあることを、
解説されました。
またその国際標準化に向けた活動がされており、ISO/TS17321-4(LED電子色表)が、
2016/1月末に成立したとのことです。
その他にも自社製品のXYZ静止画カメラやLED電子色表の紹介や、そのスーパーハイビジョンでの活用について紹介されました。
第2部はグラスバレー株式会社様のセッションです。
まずは営業本部 石川氏から、VIDEOoverIPソリューションの概要をご説明頂きました。
背景として、4K対応機器は揃ってきましたが、SDIの規格上様々な制限があり、
将来にわたって活用できるインフラが必要という課題が示されました。
なぜIPなのかと題して、IT技術の活用についての説明や、Glass to Glass と題された
IPプロダクトラインナップの紹介、規格として採用しているSMPTE2022-5/6や
TICOという画像圧縮技術の説明がされました。
特色のある製品ラインナップとして、IPG-3901というIPゲートウェイがあります。
このボードを使用することにより、IPとSDIの相互変換が可能となります。
更にSDIがIPに替わった場合の問題提議や、グラスバレー製品を使用することによるその解決方法の紹介がされました。
次にセールスエンジニアの橋本氏から、これからの要求されるテクノロジー(4K、ハイフレームレート、HDRなど)に対応する為にはどうすべきかの解決方法などを、解説されました。
またグラスバレー社が参画しているIPソリューションの規格組織“AIMS”についても
他陣営とは違う特徴の説明がなされました。
“AIMS”のミッションは、放送、メディア業界におけるSDIからIPへの移行のために必要と
される“共通の”、“ユビキタスな”各種手順の採用を促進する。 となっており、
今後のロードマップも示されました。
グラスバレー石川氏 グラスバレー橋本氏
内容が全く異なる2セッションでしたが、いずれも今後の放送を担うテクノロジーとして紹介され、1時間半があっという間に過ぎる有意義な時間でした



